とにかく難しい…。秘伝のレシピのチーズ羊羹
北海道安平町の製菓メーカー「早来かりんず」は、北海道の安平町で100年続く地元のお菓子屋さんです。
長い歴史を持つチーズ生産地、早来特産のチーズを使った和菓子を作り続けています。
チーズようかん 80g(6個 / 12個)【早来かりんず】 販売価格: 1,580円(税込み)
引用:HBCショップ
この早来かりんずが生まれたきっかけは、社長の兄である創業者の宮本清一氏が病に倒れて亡くなったことでした。
兄は遺言として「町の銘菓にチーズを使った和菓子を作ってほしい」と伝えました。
母の千代さんはチーズが苦手だったので、「チーズが嫌いな人でもおいしく食べられるように」との思いから生まれたのがこのチーズ羊羹だそうです。
その結果チーズ羊羹は、現在では北海道銘菓として愛されるロングセラー商品となりました。
その特徴は、絶妙な餡と北海道産チーズの配合と作り方です。
職人さんは、「いや~、難しい。」とインタビューに答えていらっしゃいました。
渋めの温かいお茶との相性が良い、無添加で優しい味わいで、冬は温めて召し上がることでチーズの風味が深まります。
HBCテレビ にっぽんうまい物語
2023年7月16日に放送された「にっぽんうまい物語」では、チーズ羊羹誕生のエピソードをTEAM NACSの森崎博之さんが1人2役を演じました。
チーズの町 早来町の銘菓チーズ羊羹
チーズの町・早来町で生まれた特産チーズを使用した銘菓チーズ羊羹を販売しているのは、「早来かりんず」さんです。
この町はチーズの町として知られており、昭和8年には日本初の大規模なチーズ専門工場が存在していました。
昭和34年に販売がスタートし、過去に名誉大賞を受賞しました。
60年以上も多くの人に愛されている、早来のロングセラー商品です。
チーズ羊羹の召し上がり方
チーズ羊羹の原料には、和菓子の材料と北海道産のチーズです。
チーズ羊羹の原料には国産の小豆、砂糖、寒天といったオーソドックスなようかんの材料に加えて、北海道産のチーズが使用されています。
無添加で優しい味わいが特徴のチーズ羊羹は、職人さんの目と勘によるチーズの配合方法です。
チーズはようかんに混ぜ込むと離水しやすく、今でも半手作業で製造されています。
先日テレビに出演していた職人さんは、作り方を質問されて「いや~、難しい。」とおっしゃっていました。
このチーズ羊羹は、チーズが苦手な方も食べられるように考えて作られた愛情深い一品です。
渋い温かいお茶との相性が良く、軽く湯煎して温めると、チーズの風味アップするとのことです。
2014年からJR追分駅のご当地スイーツに選ばれており、訪れた際にはぜひ味わってほしい一品です。
また、北海道にいけない方でも、下記のサイトで購入することができます。